世帯年収1000万円超の家庭が直面する「家計の落とし穴」とは?新刊『資産増、年収増、余裕増 世帯年収1000万円超の人が知っておきたいお金のルール』が解説

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世帯年収1000万円世帯の7つの現実

世帯年収1000万円世帯は、「もっとも損する収入価格帯」とも指摘されており、見えない負担が増加する傾向にあります。本書では、この層が直面する7つの現実を詳細に解説しています。

  1. 精神的な余裕が生まれてもなぜか足りなくなる
  2. 年収1000万円は住民税・所得税・社会保険料で4分の1(約250万円)が消えていく
  3. 生活水準が引き上がる(ライフスタイル・クリープ)
  4. 教育費負担の本格化が始まる
  5. 遅れやすい資産形成。そして運用の落とし穴
  6. 制度に左右される現実——年収の壁と節税
  7. 将来の不安は知らないことと比べることで増幅される

世帯年収1000万円世帯のお金の教養

特に共働き世帯の世帯年収1000万円層には、特有のお金の知識や考え方が不可欠です。本書では、税金や社会保険の仕組みを中心に、世帯の「手取り額を増やす」「資産を育てる」ために押さえておくべきお金の知識を紹介します。

「500万円×2人」がいちばん手取り額が多い

年収の組み合わせによって手取り額(可処分所得)は大きく変動します。例えば、「1000万円+0円」「700万円+300万円」「500万円+500万円」の3パターンを比較した場合、夫と妻の収入が「500万円+500万円」と均等であるケースが、もっとも手取り額が多くなることが示されています。最も手取り額が少ない「1000万円+0円」との差は、年間で約45万円にも達します。これは、現在の日本の税金(所得税・住民税)や社会保険制度の仕組みに起因するものであり、世帯年収が同じでも収入の組み合わせによって手取り額が変わる点は、重要なポイントです。

保険の名義と税金の関係を知って余計な課税を防ぐ

保険契約には「契約者」「被保険者」「受取人」の3つの役割が存在し、それぞれの設定によって課税される税金の種類(相続税・贈与税・所得税)が異なります。例えば、死亡保険金には相続人1人につき500万円の非課税枠がありますが、設定を誤ると贈与税が課されるケースがあるため、契約前に誰を受取人にするかを必ず確認し、無駄な課税を防ぐ必要があります。

世帯年収1000万円世帯だからこそ活かすお金の使い方

支出を目的別に整理することで、必要な支出とそうでない支出の線引きが明確になり、無意識の浪費を防ぐことが可能です。世帯年収1000万円世帯は、短期的には余裕があるように見えても、中期・長期にわたる支出にどう備えるかが家計を左右する決定的なポイントとなります。本書では、お金を使うタイミングを3つに分ける「財布を3つに分ける考え方」を詳しく解説しています。

  1. 短期的な支出(生活費、交際費、保険料など):「共同の財布」からまかなう日常の支出
  2. 中期的な支出(教育費、車の買い替え、旅行など):基本的には「未来の財布」に分類し、目的やタイミングによっては「共同の財布」の中に“中期枠”としてプールする方法も検討する
  3. 長期的な支出(老後資金、住宅取得など):「未来の財布」に積み立てるべき備えのお金

書籍情報

  • タイトル: 資産増、年収増、余裕増 世帯年収1000万円超の人が知っておきたいお金のルール

  • 著者: 森田貴子

  • ページ数: 248ページ

  • 価格: 1,694円(10%税込)

  • 発行日: 2025年12月22日

  • ISBN: 9784-86667-714-9

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目次

  • 第1章 年収1000万円世帯の7つの現実

  • 第2章 年収1000万円世帯のお金の教養

  • 第3章 年収1000万円世帯が知っておくべきお金の仕組み

  • 第4章 年収1000万円世帯だからこそ活かすお金の使い方

  • 第5章 世帯年収を底上げする資産運用

  • 第6章 豊かになる人のお金の考え方

  • 付録1 夫婦で「お財布」をどうする?

  • 付録2 夫婦の未来はどうやって考えればよいのか?

著者プロフィール

森田貴子氏

森田貴子(もりた・たかこ)

税理士、株式会社ユナイテッド・パートナーズ会計事務所パートナー。経済学修士・商学修士・MBA(豪州)。慶應義塾大学大学院修了。起業家富裕層や創業家ファミリーの資産管理、所得税・相続税対策、申告業務などに30年以上にわたり従事してきました。近年は「お金の使い方=生き方」という視点から、Financial Well-Being(経済的安定と心身の充実を両立する新しいお金の哲学)を提唱しています。富裕層の知見を背景に、中間層や共働き世帯が日々の暮らしの中で「見えない自分資産」を育てるためのヒントを分かりやすく伝えています。主な著書に『億万長者になるお金の使い方』(SBクリエイティブ)、『儲けのしくみがわかる! 決算書の読み方』(三笠書房)、『幸せへのマネーバイブル 新・女性のライフステージ別ガイドブック』(中央経済グループパブリッシング)などがあります。

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