金融教育の必修化と教材不足への対応
2022年度より金融教育が必修化され、学校教育における金融リテラシーの育成が重要なテーマとなっています。しかし、教育現場からは、利用可能な教材の不足、授業準備の負担増加、内容の抽象性による生徒の理解の難しさといった課題が指摘されていました。このような背景を受け、株式会社エンターファイナンスは、野村ホールディングス監修のもと、金融教育ボードゲーム「金融すごろく」を開発し、発売を開始しました。
「金融すごろく」:体験を通じて金融を学ぶ
「金融すごろく」は、資産形成や金融リテラシーをテーマとした教育用ボードゲームです。金融を単なる知識として覚えるのではなく、意思決定と結果を体験しながら学ぶことを重視しています。特に、中学校公民や高校家庭科で扱われる金融教育の内容と連携しており、授業や家庭学習で活用しやすい教材として設計されています。このゲームは、金融を身近なものとして捉え、主体的に考える力を育むことを目的としています。

プレイヤーはゲームを進行する中で、株式、投資信託、金、現金といった異なる特徴を持つ複数の資産をどのように組み合わせるかを検討します。景気の変化、ニュース、ライフイベントの影響を受けながら資産を増やしていく過程で、意思決定の積み重ねが結果に反映されるため、金融の考え方を自然に身につけることが可能です。
主な学習要素
「金融すごろく」では、以下の学習要素を体験的に習得できます。
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分散投資の基本:株式、投資信託、金、現金といった複数の金融商品を組み合わせて保有することで、資産を分散する意義や、リスクとリターンの関係性を体感的に学びます。
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ニュースとお金の関係性:「ニュースカード」を通じて、景気の変化や為替、社会情勢といった出来事が資産価値にどのような影響を与えるのかを体験します。これにより、経済ニュースと自身の生活を結びつけて考える力を養います。
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ライフイベントとお金の知識:「ライフイベントカード」により、保険、税金、病気や事故など、実生活に直結するお金の出来事を疑似体験します。家庭科で扱われる内容を踏まえ、将来の生活設計を考えるきっかけを提供します。
プレイ概要と教育機関向けサポート
「金融すごろく」の所要時間は15〜30分、プレイ人数は2〜4人、対象年齢は10歳以上です。短時間で完結するため、授業の一部、探究学習、ワークショップ、家庭学習など、様々な場面での活用が可能です。
教育現場での円滑な活用を支援するため、エンターファイナンスは教員向けに授業用カリキュラム一式を提供しています。これには、授業の進め方や学習目標の例が含まれており、教材準備の負担軽減に貢献します。また、出張授業や講演などの相談も受け付けており、実践的な金融教育をサポートする体制を整えています。詳細については、株式会社エンターファイナンスのウェブサイトから問い合わせが可能です。
野村ホールディングスによる監修コメント
野村ホールディングスは、「人生100年時代、一人ひとりが自分らしくより豊かな人生を送るために、金融の正しい理解と習得が欠かせない」とコメントしています。物価の上昇や国際情勢の変化が生活に与える影響が大きい現状において、「金融すごろく」を通じて金融や経済を楽しみながら学ぶことへの期待が示されています。
株式会社エンターファイナンスについて
株式会社エンターファイナンスは、「金融教育をもっと楽しく、もっと身近に」をモットーに、教育コンテンツの企画・制作やイベントの企画運営を通じて、金融教育の新しい形を提案しています。専門知識をわかりやすく伝え、誰もが楽しく学べる仕組みを創ることで、より多くの人々が金融を身近な存在として感じられるよう取り組んでいます。

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