MiRESSO、シリーズAラウンドで約42.3億円を調達し累計資金調達額は約66.8億円に

投資

シリーズA ファイナルクローズの概要

今回のファイナルクローズでは、約24億円が追加調達されました。新規投資家は以下の通りです。

  • SBIインベストメント株式会社(共同リード投資家)

  • 株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ

  • 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社

  • 京都キャピタルパートナーズ株式会社

  • 株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ

  • MPower Partners

  • アルコニックスベンチャーズ株式会社

  • 三菱UFJキャピタル株式会社

  • 三井物産株式会社

資金調達の目的と事業展開

MiRESSOは、独自の低温精製技術を活用し、フュージョン(核融合)エネルギーに不可欠なベリリウムの生産を目指す製造販売事業を推進しています。また、この低温精製技術をプラットフォームとして展開し、リサイクル分野を含む鉱物資源の精製課題に対応するプロセス提案や技術ライセンス供与を行う技術プラットフォーム事業も展開しています。

MiRESSOは2024年10月に、大平洋金属株式会社と包括的業務提携契約を締結しました。現在、大平洋金属株式会社の製造所(青森県八戸市)において、ベリリウム製造のパイロットプラント「BETA」(Beryllium Testing plant in Aomori)の整備を進めています。今回のシリーズAで調達した総額約42.3億円の資金は、このBETAの建設を推進するために充当され、2027年度中の生産開始を目指しています。

白い粉末が入ったボトルと、それが皿に移された状態

代表取締役CEO 中道勝氏のコメント

眼鏡をかけたアジア系の中年男性が、ベージュのジャケットとネイビーのポロシャツを着て腕を組み、カメラに穏やかな笑顔を向けているポートレート

中道勝氏は、シリーズAラウンドの達成に協力した関係者への感謝を述べました。そして、ベリリウムの安定供給に向け、原料調達からパイロットプラントBETAの整備、製品の高品質化まで、全社一丸となって努力を重ねる方針を示しています。フュージョンエネルギーの社会実装への貢献、および日本における新たなベリリウムサプライチェーンの構築を加速させるとしています。

投資家からのコメント

SBIインベストメント株式会社 投資部アシスタントマネージャー 鈴木隆起氏

鈴木氏は、フュージョンエネルギーの実現には材料供給という高難度な課題を克服する必要があると指摘しています。MiRESSOの低温精製技術は、ベリリウムの安定供給を可能にする本質的なアプローチであり、日本発の新たなサプライチェーン構築に大きな意義があると評価しました。今後の事業成長と社会的価値創出を全力で支援するとしています。

株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ プリンシパル 友野直人氏

正面を向いて腕を組んだ、黒いジャケットと白いTシャツを着用したアジア人男性のポートレート

友野氏は、脱炭素社会実現に向けたフュージョンエネルギーの早期社会実装に期待を寄せています。フュージョン炉の商業化にはベリリウムの安定調達が不可欠であり、MiRESSOの革新的な低温精製技術が産業のボトルネックを解消し、供給体制を劇的に変える可能性を秘めていると確信しています。KIIとして、同社の挑戦を全力で支援する方針です。

京都キャピタルパートナーズ株式会社 ディレクター 鈴村泰大氏

白い背景の前で、グレーのスーツと白いシャツを着用したアジア系の若い男性が、カメラに向かって穏やかな笑顔を見せているポートレート写真

鈴村氏は、フュージョンエネルギーの進歩とベリリウムの重要性を強調しています。MiRESSOの独自技術によるベリリウム供給への期待を表明し、低温精製技術がベリリウム以外の鉱物資源精製・リサイクルにも応用できる可能性に言及しました。京都フィナンシャルグループのリソースを活用し、MiRESSOの挑戦を支援するとしています。

株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ Director 木村裕一氏

白い背景の前で、濃い色のスーツと白いシャツを着用した中年のアジア人男性が腕を組み、カメラをまっすぐ見ているビジネスポートレート

木村氏は、NTTグループがフュージョンエネルギーに強い関心を持っていることを示し、実用化における燃料・材料の安定的かつスケーラブルな確保が最重要論点であると述べています。MiRESSOが鉱石調達から製造・販売まで一貫して担える独自の体制を構築している点に、日本発のグローバルスタートアップとしての可能性を感じています。MiRESSOと連携し、フュージョンエネルギーの実現を探求する方針です。

1stクローズ投資家からのコメント

Spiral Capital プリンシパル 直井聡友氏

シンプルな背景の前で、ダークなジャケットと白いTシャツを着用した東アジア系の男性が、カメラに向かって笑顔を見せているポートレート写真

直井氏は、昨年夏の1stクローズ以降、多くのVC・事業会社が賛同し、大型資金調達が完了したことを喜ばしく感じています。国内でのフュージョンエネルギー技術への期待の高まりや、海外での開発競争の激化といった環境変化を踏まえ、MiRESSOの将来の顧客やフュージョンエネルギー社会の実現に貢献できるよう、投資家として支援を続けるとしています。MiRESSOのグローバルスタートアップとしての活躍に期待を表明しています。

大平洋金属株式会社 代表取締役社長 岩舘一夫氏

グレーのストライプスーツを着用し、眼鏡をかけたアジア人男性が木製のテーブルに座り、手を組んでカメラを見ている肖像写真

岩舘氏は、MiRESSOへの出資から半年が経過し、ベリリウム生産開始に向けたパイロットプラント「BETA」の整備および技術検証が着実に進捗していることを確認しています。今回の資金調達完了は、2027年度中のベリリウム生産開始に向けた取り組みを加速させ、フュージョンエネルギーの重要素材であるベリリウムの国内供給が本格的な実行フェーズに入ったことを示唆します。MiRESSOの「低温精製技術」と大平洋金属の製造インフラを組み合わせた戦略は合理的であり、両社の協力関係の下、フュージョンエネルギーの社会実装への貢献を目指すとしています。

採用情報

MiRESSOでは、プラントエンジニア、研究・技術開発職、事業開発職、ファイナンス・コーポレート職など、幅広い職種で人材採用を積極的に拡大しています。オープンポジションも用意されており、共に働く仲間を募集しています。

採用サイト: https://fourth-gosling-e89.notion.site/MiRESSO-1e10ece918a080179167eb38a87ef241

会社概要

  • 法人名: 株式会社MiRESSO

  • 代表者: 代表取締役CEO 中道 勝

  • 所在地: 青森県三沢市

  • 設立日: 2023年5月16日

  • 事業内容: ベリリウムの製造販売事業、及び低温精製技術の技術プラットフォーム事業

  • URL: https://miresso.co.jp/

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