増資の背景
米国における暗号資産やステーブルコインに関する規制整備が進展し、既存金融機関の事業参入や金融商品のトークン化が本格化しています。ステーブルコインを活用した決済・運用スキームや、DeFiを活用した利回り商品が実用段階に入り、機関投資家の関与も拡大しています。このような市場環境の変化を背景に、上場企業が内部統制のもとで活用可能なDeFiプロダクトの選択肢が増加し、市場は実証段階から普及段階へと移行しつつあります。
Nonagon Capitalは、この構造的な市場変化を成長機会と捉え、これまでの運用実績を評価した結果、運用規模の拡大を決定しました。
年利4%の運用実績とリスク管理
Nonagon Capitalは2025年10月より、流動性が高く価格変動の少ないステーブルコインを原資とするDeFi運用を実施してきました。運用開始以降、利回りは年利4%水準で安定的に推移しており、Nonagon Capitalのデジタルアセット・トレジャリー(DAT)戦略における収益源として機能しています。
この運用は、内部統制ルールに基づくリスク管理体制のもとで実施されています。安全性重視の運用方針を維持しつつ、運用規模を拡大することで収益基盤を強固にし、事業全体の黒字化を目指しています。
増資分の用途と戦略的運用への移行
今回の増資分は、米国の規制に準拠して発行され、世界で2番目の流通量を誇るステーブルコイン「USDC」に加え、合理的な収益性が見込まれる信頼性の高いステーブルコインを使ったDeFi運用等へ振り分けられる計画です。DeFi運用手法にはステーキング、レンディング、流動性提供など多様な選択肢が存在しますが、これらの中からリスクを相対的に抑えた手法を採用し、企業が利用可能なDeFiプロダクトを主軸にポートフォリオを構築し、戦略的運用フェーズへ移行します。
DeFi運用の多角化により、リスクヘッジと利回りの向上を通じた収益改善を目指します。本運用で得られた知見は、Nonagon Capitalの投資事業、コミュニティ事業、バリデーター事業などの既存事業やクライアント企業へ展開され、暗号資産・ブロックチェーン技術の普及に貢献する見込みです。
合同会社Nonagon Capitalについて
Nonagon Capitalは、サンフランシスコ・ベイエリアを拠点とするブロックチェーンプロジェクトに投資を行うベンチャーファンドです。世界中の最前線のプレイヤーとのネットワークを活かし、北米とアジア市場、特に日本市場を繋ぐ役割を担っています。世界中のインフラストラクチャー、DeFi、DAO、エンターテイメント関連のプロジェクトのシード・ステージを中心に投資を行っています。「世界的にWeb3を普及させるプロジェクトを生み出す」ことをミッションに掲げ、バリデーター事業やエンタープライズ向けのコミュニティ事業「Nonagon Connect」なども推進しています。
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公式サイト: https://www.nonagon.xyz/
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Nonagon Capital ご紹介資料: https://drive.google.com/drive/folders/1bGibM0iJEoaMjeNLc_RwNWd9xSJgdjy_?usp=sharing
株式会社ホットリンクについて
株式会社ホットリンクは、日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業です。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3領域においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。


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