ディーカレットDCPとガンバ大阪、ブロックチェーンを活用した「価値循環型ファンコミュニティ」の実証実験を開始

投資

新たな「価値循環型コミュニティ」の創出

ディーカレットDCPは、ブロックチェーン技術を基盤としたデジタル通貨「DCJPY」を活用し、企業や地域、人々が円滑につながる「価値循環型コミュニティ」の創出を推進しています。本実証では、ファンクラブやサポーター活動における「応援」といった熱量の高い活動を、デジタル技術を用いて「貢献」として可視化・価値化します。

ファン・サポーターは、自身のスキルや時間、熱量をコミュニティに提供し、その対価としてデジタル通貨や特別な体験などの「リワード(報酬)」を受け取ります。これにより、参加者のモチベーションが持続し、自律的に活動が活性化し続ける経済圏が構築される見込みです。従来の「サービスを提供する側/受ける側」という枠組みを超え、ファン・サポーターとクラブが共に価値を創り上げる「共創型」のコミュニティモデルへの進化を目指しています。このモデルでは、資金、スキル・ノウハウ、タスク作業、発信といった貢献が、投票権、限定品・体験、ステータス、デジタル通貨といったリワード・ステータスとして循環します。

ガンバ大阪とのパートナーシップと実証概要

ディーカレットDCPはガンバ大阪とオフィシャルパートナー契約を締結し、価値循環型コミュニティの世界観実現に向けた第一歩として、ガンバ大阪のファン・サポーターを対象とした実証実験を実施します。

ガンバ大阪とDeCurretの提携発表の様子

今回はブロックチェーン技術を用いた投票システムや貢献度管理の仕組みを導入し、ファン・サポーターがコミュニティ活動に直接参加してリワードを受け取れる体験を提供します。

実施時期: 2026年3月8日(日)
実施場所: パナソニックスタジアム 場外特設ブースおよびオンライン
実施内容:

  • コミュニティへの参加・登録: 試合当日、スタジアム周辺にブースを設置し、ブロックチェーン技術を用いた新たなコミュニティサービスへの登録を案内します。

  • ファン・サポーター参加型投票企画: 参加者は、活躍を期待する選手の投票や、スタジアムグルメに関する投票、公式コンテンツのリクエスト投票など複数の企画に参加できます。ファン・サポーターの応援コメントや意見をクラブ側に届ける「参加型」の体験を通じて、コミュニティへの貢献を実感できるでしょう。

  • 貢献に対するリワード提供: 投票参加者への特典として、参加者全員へのデジタルアイテム付与に加え、抽選で選手サイン入り試合球やユニフォームなどのリアルグッズが提供されます。

今後の展望:DCJPY連携による経済圏拡大と収益モデル革新

本実証を経て、将来的にはディーカレットDCPが提供する二層構造デジタル通貨プラットフォーム「DCJPYネットワーク」との接続が計画されています。金融機関との連携による「トークン化預金」を活用することで、以下のような高度な経済圏の創出を目指します。

  • 地域・コミュニティ通貨の流通: 貢献活動に対するリワードとしてDCJPYを、地域やコミュニティ経済圏に限定した用途で利用できる独自のデジタル通貨として付与します。これらをスタジアム周辺の加盟店やチケット・グッズ購入、推し選手への投げ銭、アカデミー生の遠征費支援などのクラウドファンディング、コミュニティ参加権やスポンサー権への支払などで活用することで、地域やコミュニティ内で資金が循環する経済圏の構築が図られます。

  • 活動履歴の可視化・価値化: イベントの企画提案、投票、SNS発信やイベント運営支援など、コミュニティに対する貢献活動の履歴をブロックチェーン上に記録します。貢献度に応じた特別なステータスや体験を付与することで、ファン・サポーターのエンゲージメントを長期的に高めます。

  • スポンサーシップのDX化: 契約や決済の手間を大幅に削減できるブロックチェーン技術の特性を活かし、これまで対応が困難であった個人や中小企業からの小口スポンサー支援を効率的に集める体制を構築します。この取り組みを通じて、スポンサー営業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現します。また、参加者の拡大に伴いコミュニティ自体が有力なメディアとなり、コミュニティ内でのターゲットを絞った広告展開や、高いエンゲージメント効果を活かした新たな企業スポンサーの獲得を目指します。

  • エンターテイメント性の高いファントークンの検討: 単なる決済手段にとどまらず、ファン・サポーターの応援体験を拡張する仕組みとして、チームのシーズン順位や試合結果に応じてリターン(インセンティブ)の内容が変動するような、ゲーム性を持たせたファントークンの提供が検討されています。これにより、試合観戦に「ゲーム」の要素を掛け合わせ、ファン・サポーターの応援熱量をさらに高める新たな楽しみ方が提供されるでしょう。

ディーカレットDCPは、ガンバ大阪との本実証を通じて、テクノロジーの力でファン・サポーターとクラブ、そして地域をつなぎ、スポーツビジネスにおける新たな「コミュニティ経済圏」のモデルケースの構築を目指します。

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