2026年2月M&A市場の概況
適時開示情報に基づく2026年2月のM&A件数(暫定値)は121件で、前年同月より約12件減少しました。しかし、取引総額は前年同月比41.2%増の1兆7190億円に達し、記録的な活況を呈しました。

記録的総額を牽引した主要案件
2月のM&A市場の取引総額を大きく押し上げた最大の要因は、住友林業による米国戸建住宅大手トライ・ポイント・ホームズの子会社化です。この買収は約6549億円に上り、2月全体の取引総額の約4割を占めました。
また、ルネサスエレクトロニクスが実施した約4680億円の大型事業売却も総額を大幅に増加させました。さらに、米大手投資ファンドのベインキャピタルが関与するMBO(経営陣による買収)案件が複数登場し、株式の非公開化を目指す動きが活発化したことも特徴です。
アクティビスト(物言う株主)の介入が事業売却や企業再編のきっかけとなる事例も散見され、日本企業のグローバルな事業再編が加速していることが明確になりました。
2026年2月 取引総額上位3社
2026年2月の取引総額上位3社は以下の通りです。
- 住友林業: 米国戸建住宅大手トライ・ポイント・ホームズを子会社化(6,549億円)
- ルネサスエレクトロニクス: タイミング事業を米SiTimeに譲渡(4,680億円)
- MCJ: 「マウスコンピューター」のMCJがMBO(経営陣による買収)で株式を非公開化(2,079億円)
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