MUFG、大阪堂島浜タワーの不動産セキュリティ・トークン発行を完了
三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)は、「MUFGリアルティ・トークン大阪堂島浜タワー(譲渡制限付)」の公募および発行を完了しました。本件は、Progmat株式会社(以下、Progmat社)が提供するデジタルアセット発行・管理基盤「Progmat ST」を活用しており、発行額は224億円に達します。

本セキュリティ・トークン(ST)の概要
本STは、大阪市内のビジネスエリアである堂島浜に位置する複合高層ビルディング「大阪堂島浜タワー」の不動産信託受益権の準共有持分を信託財産としています。このビルは、かつて「大阪三菱ビル」として三菱グループの発展を支えた物件を再開発したものです。MUFGが一体となって取り組む不動産セキュリティ・トークンとしては、本STが初となります。
本STは1口あたり100万円で発行され、野村證券株式会社および三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社が引受人を務めました。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、募集の取扱いの一部を株式会社スマートプラスに委託しています。

関係各社の取り組み
三菱UFJ信託銀行
三菱UFJ信託銀行は、2021年の国内初となる不動産セキュリティ・トークン案件を皮切りに、デジタルアセット領域のフロントランナーとして、公開案件において37事例の取扱実績を有しています。これは、マーケットを牽引する国内トップの実績です。
三菱UFJ不動産投資顧問
MUFGの不動産運用の中核を担う三菱UFJ不動産投資顧問は、これまで機関投資家や事業会社等に質の高い不動産投資運用サービスを提供してきました。昨年度からは一般投資家向けの不動産セキュリティ・トークン商品提供を開始しており、今後も多様な投資ニーズに応じたサービス提供を目指します。
野村證券
野村證券は、ブロックチェーン技術を活用したデジタルアセット関連事業において、多様なパートナーとの連携を通じて商品およびサービスの迅速な提供を進めています。2021年8月の不動産ST公募や2025年12月の国内初となるVCファンドを投資対象とする私募STの取扱いなど、ST市場の発展と拡大に貢献しています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、本年度よりデジタルアセット事業を開始し、デジタル証券ネット販売サービス「ASTOMO」をリリースしました。本STは「ASTOMO」で取り扱う2号案件であり、幅広い個人投資家へ提供されました。「ASTOMO」は、同社とスマートプラスが共同運営する個人投資家向けのデジタル証券取引サービスです。
スマートプラス
スマートプラスは、証券ビジネスプラットフォーム「BaaS(Brokerage as a Service)」を軸に、証券サービスの提供を支援するフィンテック企業です。次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループにおいて、証券領域の金融インフラストラクチャ事業を担っています。
Progmat社
Progmat社がライセンス提供する「Progmat ST」は、本案件の発行によりセキュリティ・トークン発行累計額が2,269億円、案件取扱件数が45件に到達しました。利用仲介社数を含めて国内トップの実績を活かし、設立理念である“ナショナルインフラ”として市場成長に貢献しています。
Progmat STに関する詳細は、以下のWebサイトおよび解説記事をご参照ください。
野村證券が公開する以下のサイトもご参照ください。
セキュリティ・トークン投資に関するリスク
セキュリティ・トークンは、ブロックチェーン技術を利用して分散型台帳上で権利の記録・移転が行われます。そのため、ブロックチェーン技術やプラットフォーム運営の不確実性に伴い、買付・売却の受け渡し、配当金・償還金の支払いなどが遅延するリスクが存在します。
不動産セキュリティ・トークンにおいては、投資対象不動産の収益・資産価値変動、不動産市況・金利動向などの市場環境、需給状況などの影響により、商品の取引価格や償還価格が下落し、損失を被る可能性があります。また、流動性は限られており、売却の機会は保証されていません。譲渡制限が付されている場合もあります。


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