三井住友カードが法人カード市場で圧倒的な首位を獲得
調査結果から、三井住友カードが法人カード市場において認知、想起、選定候補、導入検討の全指標で首位を独占し、「法人カードの代名詞」としての地位を確立していることが判明しました。
企業認知度:三井住友カードがトップ
法人カード領域の企業認知度を尋ねた質問では、「知っていて、サービス内容もある程度理解している」と回答した割合は、三井住友カード株式会社が79.0%、株式会社ジェーシービーが78.0%、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッドが69.0%となり、三井住友カードがわずかながらトップとなりました。

想起率:三井住友カードが先行
「法人カードと聞いて最初に思い浮かぶ企業・サービス」を自由回答で尋ねたところ、「三井住友カード」が16.5%で最も高く、「JCB」が13.4%、「アメリカン・エキスプレス」が13.0%と続きました。

選定候補・商談・事前認知:三井住友カード ビジネスオーナーズがトップを維持
選定候補として検討したブランド、実際に商談したブランド、商談前から知っていたブランドのいずれにおいても、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」がトップとなりました。
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選定候補ブランド: 三井住友カード ビジネスオーナーズ 69.5%
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実際に商談したブランド: 三井住友カード ビジネスオーナーズ 56.5%
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商談前から知っていたブランド: 三井住友カード ビジネスオーナーズ 63.5%

事前認知が選定に与える影響:74.5%が「影響を与えた」と回答
商談前に知っていたブランド・サービスが選定や意思決定に影響を与えたか尋ねたところ、「大きく影響した」が34.0%、「やや影響した」が40.5%となり、合計74.5%が何らかの影響があったと回答しました。

その具体的な影響については、「安心感があり、検討しやすかったから」が69.1%と最も多く、「他社と比較する際の基準になったから」が51.0%と続きました。導入担当者がリスクを避けたい傾向が顕著に表れています。

「最も信頼できる・選びたい」ブランド:三井住友カード ビジネスオーナーズが突出
法人カード領域で「最も信頼できる」「選びたい」と思うブランドを尋ねたところ、三井住友カード ビジネスオーナーズが「1位率」58.5%と突出した結果となりました。これは、同ブランドが選ばれた際に第一候補として高く評価されていることを示しています。

最終的な導入検討ブランド:三井住友カード ビジネスオーナーズが最多
最終的に導入・契約した、もしくは最終検討した法人カードブランドでは、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」が59.0%で最多となり、アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード(41.0%)、JCB法人カード(37.5%)が続きました。

EXIDEA取締役副社長による分析:三井住友カードが「代名詞」になった理由
EXIDEA取締役副社長の塩口哲平氏は、今回の調査結果からBtoBマーケティングにおける「認知と想起の網羅」の強力な資産価値を指摘しています。

認知差わずか1%が選定候補率に18%の差を生む
三井住友カードとJCBの内容認知度の差はわずか1.0ポイントですが、選定段階では三井住友カードが次位を18ポイントも引き離しています。これは、三井住友カードが「法人カードなら、まずはここを確認する」というカテゴリーの代表格としての地位を確立していることを示します。
「安心感」がリスク回避を求める担当者の第一の選択肢に
事前認知の影響として、69.1%が「安心感があり、検討しやすかった」と回答しています。法人カードは会社の決済基盤であり、導入担当者は審査の不透明さや運用の不安定さを避けたいと考えます。三井住友カードが長年築いてきた信頼が、「ここなら間違いない」という確信に繋がり、圧倒的な採択率を生み出しています。
担当者の心理的負担を軽減する「社会的証明」
事前認知が「決裁者への説明のしやすさ(41.6%)」に寄与していることも重要です。信頼性の高いブランドを選ぶことは、導入担当者にとって社内承認をスムーズにし、選定責任に対する妥当性を担保します。市場における「三井住友を選んでおけば、社内的に説明がつく」という合意が、決定的なシェアの差へと繋がっています。
「比較の基準」を握る強み
事前認知の影響として、51.0%が「他社と比較する際の基準(物差し)になった」と回答しています。特定のブランドがカテゴリーのスタンダードとして君臨する市場では、比較検討の軸そのものがそのブランドをベースに形成されます。他社が個別の強みを訴求しても、顧客はまず「スタンダードである三井住友カードと比べてどうか」という視点で評価を下します。この「物差し」を自社で定義できていることが、高いシェアを維持するカテゴリーブランディングの到達点です。
「リスクカテゴリー」ほど基準(スタンダード)が市場を総取りする
法務や金融のようにミスが許されない「リスクカテゴリー」においては、基準を支配したブランドが勝つと分析されています。法人カードのような失敗が許されない領域では、顧客は「どのカードが一番得か」を考える前に、「どのカードなら社内的に正解か」という評価の基準を探しています。三井住友カードは「法人カードの選定基準は、三井住友カードである」という評価軸を市場に植え付け、自らが評価の基準である「物差し」そのものになったのです。
今後の展望と関連情報
EXIDEAは、本調査シリーズとして、今後も全16カテゴリー(経費精算システム、タレントマネジメント、電子契約、MAツール等)における認知度・想起順位の実態について順次発表する予定です。これらの調査結果は「カテゴリーブランディング白書 2026年版」として取りまとめられ、2026年3月末頃に発表される見込みです。
本調査資料の詳細は以下よりダウンロードが可能です。
カテゴリーブランディング白書 vol.10
EXIDEAのウェブサイトはこちらです。
EXIDEA
会社概要
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会社名:株式会社EXIDEA
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所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座1-20-14 KDX銀座一丁目ビル4階
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代表者:小川 卓真
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設立:2013年5月
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資本金:1,500万円
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従業員数:89名(連結)※2025年4月末現在
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事業内容:BtoBブランディング支援、BtoBマーケティング支援、動画制作・動画マーケティング、マーケティングツール開発提供、SEOコンサルティング、Webメディア運営
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