ERPC、高速Ethereum RPCのアルファテスター募集を開始 – Solanaで培った技術をWeb3の基盤へ

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Solanaで確立された高速インフラ技術

ERPCはこれまで、Solana向け高速RPCインフラとして多数の開発者や高頻度取引プロジェクトに利用され、継続的な高速化と安定化を実現してきました。世界各地のデータセンターでSolanaの実トラフィックを検証し、CPU世代、ネットワーク経路、PNI設定、OSチューニング、ストレージ構成など、ブロックチェーン特有の負荷に最適化した基盤を構築しています。この結果、Solanaにおいては最速クラスのRPCインフラとして評価されています。

Backpackの「Best Solana RPC Providers 2025」では、主要なRPCプロバイダーが比較されており、ERPCはベスト5に選出されています。

Best Solana RPC Providers in 2025: A Complete Guide to Fast and Reliable Solana RPC Nodes

現在のWeb3開発では、マルチチェーンでの運用が一般的です。高速アプリケーションを構築する開発者からは、Solanaと同等の速度と安定性がEthereumや他のチェーンにも求められています。ERPCは、Solanaでの経験から「高速で安定したRPCがなければプロダクトは成立しない」というインフラ思想を確立しました。この思想に基づき、ERPCはまずEthereumを起点にマルチチェーン対応を段階的に進めています。Ethereum RPCには構造的な改善余地が大きく、Solanaで培った高速インフラの知見がそのまま活かせるとERPCは確認しています。

Ethereumから着手する理由と高速化の可能性

EthereumはWeb3最大規模の開発者コミュニティと資産規模を有し、DeFi、NFT、L2など幅広いアプリケーションの基盤です。高速RPCの需要も非常に高く、最初の対応対象として最適と判断されています。

多くのEthereum RPCは大規模汎用クラウド上で構築されており、仮想化レイヤーの多重化、CPUオーバーコミット、旧世代CPU、内部ネットワーク構造など、ブロックチェーン用途において性能面の限界が存在します。簡易計測では、汎用クラウド提供のEthereum RPCと比較し、Web3特化インフラでは最大10倍程度高速な環境が存在する例が確認されています。さらに、同一プラットフォーム上でSolana RPCと比較した場合、ERPCのSolana RPCは2倍以上高速であることも判明しています。これは、インフラ設計とデータセンター選定によって既存のEthereum RPCの約20倍の高速化余地があることを示しています。

ERPCの高速Ethereum RPCを支えるインフラ設計

ERPCのEthereum RPCは、Solanaで蓄積した高速インフラ設計を前提に構築されています。主な特徴は以下の通りです。

  • 最新世代の高クロックCPU、ECC DDR5 RAM、NVMeを前提とした高I/O設計

  • CPUオーバーコミットを避け、常時フルターボ運用によるレイテンシ安定化

  • 適切なデータセンターの選定と、PNI・トランジット・IXを含めたネットワーク近接性の最適化

  • Solana RPC・gRPC・Shredstreamの運用で得たネットワーク設計・監視・障害対応の知見を適用

  • RPCノードとゼロ距離で接続可能なVPS / ベアメタル構成の提供

  • オープンソースソフトウェアSLV開発によるノード構築自動化および運用知見の活用

これらの要素により、実運用を前提とした高速性、安定性、継続性を重視した構成を実現しています。

アルファテスター募集概要と目的

今回のアルファテストでは、ERPCの高速Ethereum RPCが実際のユースケースでどのように動作するかを精密に検証し、レイテンシ、安定性、処理傾向、例外挙動などの改善点を洗い出します。高頻度トレーダーや大規模アプリケーション運用者など、実際に利用しているユーザーからのフィードバックが、設定、構成、ネットワークを含む全体品質の仕上げに不可欠です。

対象となるのは、以下の条件を満たす利用者です。

  • 既に他社のEthereum RPCを利用しており比較検証が可能であること

  • トレード、DeFi、NFT、ボット、バックエンドなど実際のユースケースで利用できること

  • 本番または本番同等環境で検証可能であること

検証期間中は構成調整が発生するため、既存RPCと併用した比較検証が推奨されています。

今後のマルチチェーン展開

ERPCはEthereum RPCの最適化を進めつつ、BNBチェーンをはじめとする他チェーンへの対応も、時価総額やユースケースに応じて順次進める計画です。複数チェーンを横断してインフラを運用することで、各チェーンの特性やボトルネックの相互理解が進み、ERPC全体の設計品質と運用精度をさらに高めます。ERPCが拡張しているエッジデータセンターのキャパシティは、Solana、Ethereumを含むWeb3全体のネットワーク品質向上にも寄与します。最終的には、Solana、Ethereum、BNBチェーンなどをまたぐ環境においても、「高速で、安定していて、扱いやすい」インフラとしてERPCが選択される状態を目指します。

参加方法・お問い合わせ

高速Ethereum RPCアルファテストへの参加を希望する方は、下記フォームより申し込み、Validators DAO公式DiscordにてERPCからの案内を待ちます。テスターとして選定された方には、Discord上で専用チャンネルが案内されます。

ERPCは今後も、利用者のフィードバックを重視し、Web3・ブロックチェーン時代に求められる高速で信頼性の高いインフラを提供していきます。

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