UPSIDER Capital、みずほ銀行組成の27億円シンジケートローンに「AIキャッシュフローモニタリング機能」を提供
株式会社UPSIDER Capitalは、株式会社みずほ銀行がアレンジャーとして組成した、ペイトナー株式会社との総額27億円のシンジケートローン契約において、独自の「日次ベースでのAIキャッシュフローモニタリング機能」を提供しました。
スタートアップ融資の課題を解決
スタートアップ企業への融資は、事業環境や資金需要が短期間で大きく変動するという特性があります。従来の金融実務では、月次や四半期単位の試算表や決算書など、タイムラグのある情報が中心でした。このため、成長段階特有の不確実性をリアルタイムで捉え、与信判断や期中管理を行うことが困難であるという課題が存在していました。
UPSIDER Capitalは、累計貸付実績140億円超(2025年12月末時点)を誇るベンチャーデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」の運営を通じて、膨大な金融トランザクションデータを含む多様な情報を解析・可視化する技術を蓄積しています。

AIキャッシュフローモニタリング機能の導入
本契約では、この独自の知見とデータを基に、UPSIDER Capitalのデータチームとエンジニアリングチームが構築した「日次ベースでのAIキャッシュフローモニタリング機能」が、シンジケートローンの期中管理システムとして導入されました。これにより、事業の進捗や資金繰り状況をよりタイムリーに把握することが可能になり、金融機関がシンジケートローンへの参加判断や期中管理を行う上での枠組み構築に貢献しています。
新たな金融プラットフォームの構築へ
この取り組みは、テクノロジーの力でスタートアップの資金調達を支える金融の仕組みを、現実の事業変化に即した形へと進化させるものです。今回活用されたキャッシュフローデータを基盤とする与信・モニタリング技術は、今後みずほ銀行との連携を通じてさらに発展し、スタートアップのみならず中堅・中小企業を含む多様な企業の挑戦を継続的に支援する「新たな金融プラットフォーム」の構築を目指します。
本契約の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 融資金額 | 総額27億円 |
| 実行日 | 2025年12月30日 |
| 期間 | 2年 |
| 融資金融機関 | 株式会社みずほ銀行(アレンジャー)、UPSIDER BLUE DREAM Growth Fund 2号 投資事業有限責任組合、株式会社商工組合中央金庫、株式会社山梨中央銀行 |
UPSIDER Capitalの活動
株式会社UPSIDERと株式会社みずほフィナンシャルグループが共同で設立したUPSIDER Capitalは、日本初のグロースステージ向けデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」を運営しています。累計ファンド総額は243億円(国内独立系ベンチャーデットファンド最大規模)、累計貸付実績は140億円超(2025年12月末時点)です。
また、業界全体の発展に向けた活動も積極的に行っています。
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ベンチャーデット市場に関するホワイトペーパーの発表およびメディア向け勉強会の開催
- 報道関係者向けのデータ配布希望はこちらのフォームから問い合わせが可能です。
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衆議院議員 今枝宗一郎氏主催「ベンチャーデット勉強会」の事務局運営
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業界最大級のカンファレンス「ベンチャーデットサミット2025」の共催
UPSIDER Capitalは、ベンチャーデットファンドの運営で培った独自の知見と技術を活かし、金融機関と企業双方にとって、より適切で持続可能な資金調達環境の整備に貢献していきます。
UPSIDER Capitalの詳細はこちらで確認できます。


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