JPYC Gateway提供の背景と概要
JPYC株式会社は、国内資金移動業者として初めて日本円建ステーブルコインの発行を2025年10月27日に開始しました。日本円建ステーブルコインは、2030年には約30兆円の発行規模になるとの予測があり、今後の急成長が期待されています。
しかし、企業がJPYCを利活用するには、既存システムとの連携、ウォレットの秘密鍵管理、暗号資産のガス代、残高照会や会計監査の方法など、複数の課題が存在していました。
アステリアは、これらの課題に対応するため、企業向け入出金管理サービス「JPYC Gateway」を開発しました。本サービスは、一般企業でも銀行のオンラインバンキングと同等、またはそれ以上の使い勝手でJPYCを利用できることを目指しています。
送金手数料は1件あたり8円と、一般的な銀行手数料と比較して極めて安価に設定されています。さらに、ASTERIA Warpを介して既存のERPや会計システムとノーコードで連携できるため、企業の財務DXに大きく貢献します。

JPYC Gateway概要
| 提供開始時期 | 2026年4月1日 |
|---|---|
| 対象 | 企業 |
| 利用料金(税抜き) | 《標準プラン》 基本使用料:98,000円/月 送金手数料:8円/件 ※初期費用(契約料・導入費用等)は無料です。 |
| Webサイト | https://jpycgateway.com/ |
仕様
| 基本機能 | 送金指示、残高照会、履歴表示(時系列、取引先毎等) |
|---|---|
| 管理機能(監査支援) | 履歴確認、監査用ログ取得、取引先登録、アラート登録 |
| 設定機能 | ウォレット連携方法選択、ブロックチェーン選択等 |
| 連携機能 | 100以上の既存システムやクラウドサービスと連携(Warp機能) |
| 対応ステーブルコイン | JPYC ※有力なステーブルコインを順次追加予定 |
| 対応ブロックチェーン | JPYCの対応ブロックチェーン(Ethereum、Avalanche、Polygon) |
| 操作方法 | Web UIおよびASTERIA Warp接続 |
JPYC Gateway提供開始キャンペーン
アステリアは、4月1日よりJPYC Gatewayの提供開始キャンペーンを実施します。
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特典①: 2026年4月1日〜2026年9月30日の契約開始分について、基本使用料1年間半額。
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特典②: 先着100社にハードウェアウォレット(国内開発)を無償提供。

今後の展開
アステリアは、ブロックチェーン推進協会の代表幹事会社として、2017年よりステーブルコインの実現に取り組んできました。JPYC Gatewayは、今後ステーブルコインの対応を拡大するとともに、AIエージェント時代に必要な機能拡張も行っていく計画です。
財務DXやAIの普及が進むにつれて、企業におけるステーブルコインの利用はますます不可欠となると考えられます。アステリアは、「ASTERIA Warp」で培った企業向けの強力なエコシステムと、ノーコードアプリ開発ツール「Click」による個人向け対応の両面から、JPYCをはじめとするステーブルコインの普及を推進し、「自律・分散・協調」型社会の創出に貢献します。
JPYC株式会社 代表取締役 岡部典孝氏 コメント
「このたびアステリア株式会社様より『JPYC Gateway』の提供開始日、価格など詳細が発表されたことを、大変歓迎しています。『JPYC Gateway』は、JPYCの企業利用において課題となっていたポイントを、現実的に解決するサービスです。本サービスを通じて、企業が日常業務の中で安全かつ自然にJPYCを活用できる環境が整うことを期待しています。JPYC株式会社としても、アステリア様との連携を強化し、日本におけるステーブルコインの社会実装をさらに推進してまいります。」

アステリア株式会社について
アステリア株式会社は「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社を超える企業に導入されています。その他、デジタル収納アプリHandbook X、モバイルアプリ作成ツールPlatio、ノーコードAI/IoTプラットフォームGravioを提供し、DXや業務の効率化を推進しています。また、ブロックチェーン推進協会やノーコード推進協会などの設立に参画し、新しいテクノロジーや価値観の普及啓発活動にも取り組んでいます。



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