ウェビナー開催の背景
2月の衆院選で自民党が大幅に議席を伸ばし、安定した政権基盤を確保した高市首相は、2月20日の施政方針演説で「過度な緊縮志向を断ち切る」と宣言しました。戦略17分野への集中投資や食料品消費税2年間ゼロの検討加速など、大胆な「責任ある積極財政」を打ち出す一方で、「野放図な財政政策はとらない」とし、成長率の範囲内での対GDP比債務残高引き下げを訴えています。
現在、市場は日本の政治状況に応じて大きく変動しており、特に日本財政の持続性には世界的な注目が集まっています。主要政党が財政拡張を志向する中、高市政権が市場の信認を維持できるかどうかが問われています。また、長期金利が2%を超える状況で、植田総裁の下で進められてきた日本銀行の金融正常化が、第二次高市政権下でどのように進展するのかも焦点となります。
本ウェビナーの注目ポイント
本ウェビナーでは、経済財政・金融・政治の専門家が、現在の政治状況と世論動向を踏まえ、以下の点を深く掘り下げて分析します。
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施政方針演説などから読み解く「責任ある積極財政」の内容と評価、市場からの信認確保のために求められる規律のあり方(例:プライマリーバランスvs GDP比公的債務高)
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日本銀行の金融正常化に向けた、金利引き上げ時期などについての今後の見通し
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現在の政治・財政状況を受けた国債市場、為替市場の当面の見通し(長期国債の需給状況、為替市場の介入可能性などを含む)
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現在の日本の政治状況、世論動向が財政・市場に及ぼす影響。超党派国民会議の機能のあり方
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長期金利上昇をシミュレートした『財政危機時の対応プラン2025』(東京財団から2025年3月末発表)について、現時点での振り返り
- 『財政危機時の対応プラン2025』詳細: https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=4675
開催概要
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日時: 2026年3月6日(金) 14:00~16:00
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形式: Zoomウェビナー(ライブ配信)
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お申込み: 以下のURLまたはQRコードよりご登録ください。

登壇者プロフィール
司会・モデレーター

加藤 創太(かとう・そうた)
東京財団常勤研究員。東京大学法学部卒業後、通産省に入省。経済産業研究所研究員、横浜国立大学准教授などを経て、2018年より東京財団研究主幹。専門分野は日本政治、政治と経済政策(財政政策、貿易政策)、官僚制。
登壇者(五十音順)

愛宕 伸康(あたご・のぶやす)
楽天証券経済研究所所長兼チーフエコノミスト。神戸大学大学院経済学研究科修了後、日本銀行に入行。物価統計課長、日本経済研究センター主任研究員などを歴任し、2023年10月より現職。専門分野は景気分析、金融政策論、物価指数論。

加藤 出(かとう・いずる)
東短リサーチ株式会社代表取締役社長 チーフエコノミスト。1988年東京短資株式会社に入社。短期市場のブローカーとエコノミストを兼務後、2013年2月より現職。マネーマーケットの現場視点から日銀、FRBなどの金融政策や金融のデジタル化を分析しています。専門分野は金融市場、金融政策、金融のデジタル化。

小林 慶一郎(こばやし・けいいちろう)
慶應義塾大学経済学部教授。1989年東京大学工学部卒業。通産省に入省後、シカゴ大学大学院経済学研究科博士課程を修了。経済産業研究所研究員を経て、2013年4月から現職。専門分野はマクロ経済学、経済動学、金融論。
東京財団について

東京財団は、1997年に設立された民間・非営利・独立の政策シンクタンクです。長期的な視野と自由な発想に基づき、社会課題の調査、研究、政策提言を行い、社会に貢献する人材の育成を目指しています。政策研究事業では、データに基づいた分析と戦略的な政策対話を通じて、日本社会の持続的発展のための知的基盤を構築しています。また、人材育成事業では、世界44カ国に広がる奨学金プログラムや日本語教育支援を通じて、国際的な視野を持つリーダーを育成しています。
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所在地: 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目15番16号 笹川平和財団ビル5階


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