なぜ今、財政学が重要なのか
本書は、長年の緊縮・増税路線を敷いてきた「財務省イデオロギー」からの脱却を目指し、日本経済を真の成長軌道へと導くための「思考の地図」を提供します。特に年金や医療といった社会保障の受け手となる60代以降の世代にとって、財政の動きは生活に最も直結するため、国の財政構造を自ら理解し、メディアや政治の印象操作に惑わされずに判断力を養う重要性を説いています。
本書「はじめに」より一部抜粋した内容によると、日本経済は真の復活に向けた転換期を迎えています。これまで財務省やそれに追随する政治家、マスコミが推進してきたデタラメな経済理論や消費税増税という悪手が、昨今の物価高に苦しむ国民に広く認知されるようになり、自民党も変化を余儀なくされています。このような状況下で、国民には「自分で考える力」が求められており、財政や税制の理解は一人ひとりに欠かせない教養となっています。
財政の仕組みを理解することで、「果たして増税は必要なのか」「財政状況は本当に悪いのか」といった疑問に対し、自ら答えを導き出すことが可能になります。これにより、マスコミの印象操作に振り回されることなく、国の政策を自分の頭で判断できるようになるでしょう。本書は、高市政権の誕生を契機として、日本が長年抱えてきた問題から抜け出すための「思考の地図」を示すものです。
本書の構成
『60歳からの知っておくべき財政学』の目次構成は以下の通りです。
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第1章 知らないと話にならない国債の仕組み
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第2章 国のバランスシートの正しい見方
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第3章 経済政策は財政と金融の両輪が必要
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第4章 天と地の差がある消費増税と減税
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第5章 日本人の真の敵は財務省
著者プロフィール

髙橋洋一氏
1955年東京都生まれ。数量政策学者。嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科を卒業し、博士(政策研究)の学位を取得しています。1980年に大蔵省(現・財務省)に入省後、大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(内閣総務官室)などを歴任しました。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」などの政策を提案。2008年に退官後、菅義偉内閣では内閣官房参与を務めました。『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞するなど、著書、ベストセラー多数です。YouTubeチャンネル「髙橋洋一チャンネル」の登録者数は140万人を超えています。
書誌情報
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タイトル: 『60歳からの知っておくべき財政学』
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定価: 1045円(税込)
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発行: 扶桑社
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発売日: 2026年3月2日(月)
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判型: 新書版
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ISBN: 978-4594102258
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