新NISA利用者も暗号資産投資に踏み出せない理由が明らかに「価格変動リスク」が最大の障壁

投資

新NISA利用者の約5人に1人が暗号資産を保有せず

株式会社jaybeが運営する暗号資産(仮想通貨)ニュースメディア「JinaCoin」は、20代以上の日本在住者878名を対象に、暗号資産の保有実態および新NISAとの意識差に関するインターネット調査を実施しました。2024年から始まった新NISAの普及が進む一方で、暗号資産市場は価格変動の激しい局面が続いています。今回の調査では、「NISAは利用しているのに暗号資産には踏み出せていない層はどのくらいいるのか」「暗号資産を保有しない理由は何か」といった投資家の実態が明らかになっています。

調査概要

  • 調査名: 暗号資産の保有実態および新NISAとの意識差に関する調査

  • 調査期間: 2026年2月18日(水)〜2026年2月25日(水)

  • 調査方法: インターネット調査

  • 調査対象: 20代以上の日本在住者

  • 有効回答数: 878名(男性546名・女性324名・その他8名)

  • 調査主体: 株式会社jaybe / JinaCoin編集部

「新NISAはする、暗号資産投資はしない」約5人に1人

調査結果によると、回答者878名のうち「新NISAを利用しているが暗号資産は現在保有していない」と回答したのは196名で、全体の22.3%を占めました。

新NISAと暗号資産の保有状況

暗号資産未保有者のうち、NISAを利用している人の割合は37.7%です。一方、暗号資産を現在保有している人では69.8%がNISAを利用しており、32.1ポイントの差が生じています。この結果は、暗号資産を保有している人ほど、NISAも積極的に活用している傾向があることを示しています。

暗号資産を保有しない理由1位は「価格変動リスク」

暗号資産未保有者520名に対し、その理由を複数回答で尋ねたところ、以下の結果となりました。

暗号資産を保有しない理由

最も多かった理由は「価格変動が激しくリスクが高いから」(233名)でした。次いで「仕組みがよくわからないから」(182名)、「ギャンブルのようなものだと思うから」(130名)と続きます。

暗号資産市場特有のボラティリティの高さや仕組みのわかりにくさが、未保有者にとって依然として高い参入障壁となっている実態が明らかになっています。

暗号資産未保有者の8割超が「条件次第では始めたい」と回答

同じく暗号資産未保有者520名に対し、「どのような条件があれば暗号資産投資を始めてみたいと思うか」を複数回答で尋ねたところ、以下の結果となりました。

暗号資産投資を始める条件

最も多かったのは「価格が安定する」(173名)でした。以下、「税制が有利になる(分離課税など)」(155名)、「法整備が進む」(151名)、同数で「投資資金ができる」(151名)が続きます。

一方、「始めるつもりはない」と回答したのは92名(17.7%)に留まっており、未保有者の大多数が、価格の安定や税制・法整備といった条件が整えば暗号資産投資を始める可能性があることが示唆されます。

まとめ

今回の調査では、回答者全体のうち約5人に1人が「新NISAは利用しているが、暗号資産は現在保有していない」ことが明らかになりました。投資に無関心なわけではなく、価格変動リスクや仕組みのわかりにくさが暗号資産への参入を阻んでいる実態がうかがえます。

暗号資産投資を「始めるつもりはない」と答えた人は未保有者の約2割弱に留まっており、外部環境や制度が整えば、暗号資産市場への新規参入者が大きく増加する可能性を秘めていると言えるでしょう。

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