グローバルデータセンター戦略を加速
CapitaLand Ascendas REIT Management LimitedのCEO兼エグゼクティブ・ディレクターであるWilliam Tay氏は、「今回の収益増に資する物件取得によるCLARの日本市場への戦略的進出は、強い需要とコネクティビティが強固な主要なデジタルハブにおいてグローバルデータセンターハブを拡大するというCLARの体系的取り組みを反映したものです」と述べています。今回の取得により、CLARのデータセンターポートフォリオは先進6ヶ国における16物件へと拡大し、総評価額は約3,164億円に達しました。
このデータセンターは電力容量40.5MW規模を誇り、世界トップクラスのハイパースケーラーとの長期賃貸契約により満室稼働しています。年次賃料上昇条項が設定されており、CLARの収益安定性向上とテナント企業基盤の多様化に貢献すると見込まれています。また、中長期的には電力容量を5.4MW(13.3%)拡大する余地がある点も注目されます。
本取得の初年度不動産純収益 (NPI)利回りは、取引費用考慮前で4.3%、考慮後で4.2%となる見込みです。
日本市場の重要性と今後の展望
CLARのスポンサーであるCapitaLand Investment Limited (CLI) の日本法人、キャピタランド・ジャパン株式会社代表取締役社長の山田秀人氏は、「日本はCLIにとって重要な戦略市場であり、本件取得は、我々が20年以上にわたり日本で築いてきたプラットフォームの強さを示すものであります」とコメントしています。この投資は、CLIの投資およびアセットマネジメントの経験値、国内パートナーとの強固なネットワーク、そして日本の市場環境に対する深い知見を背景に創出されたものです。
日本はアジア太平洋地域の先進国の中でも最大のTier1データセンター市場であり、今後も大きな成長が期待されています。GartnerおよびStatistaのデータによると、データセンター市場規模は2024年の4兆200億円から2029年には5兆4,000億円へ拡大する見通しです。CLIは、日本におけるデータセンター投資の戦略的方向性を示し、アセットマネジメントの知見を活かしてデータセンターの価値向上をサポートするとしています。
CapitaLand Ascendas REIT(CLAR)について
CapitaLand Ascendas REIT(CLAR)は、2002年11月にシンガポール証券取引所(SGX-ST)へ上場したシンガポール初かつ最大のビジネススペース・産業用上場不動産投資信託です。現在ではグローバルREITへと成長し、先進国市場におけるテクノロジー系および物流不動産への投資に重点を置いています。2025年12月31日時点で、投資不動産の運用資産残高は182億シンガポールドル(約2兆1,112億円)に達しています。同REITは、ビジネススペース&ライフサイエンス、産業用不動産&データセンター、物流施設の3つのセグメントにわたり、合計226物件を保有しており、シンガポール、オーストラリア、米国、英国・欧州などの先進国市場に所在します。
詳細については、CapitaLand Ascendas REITのウェブサイトをご覧ください。
https://www.capitaland-ascendasreit.com/en.html
CapitaLand Investment Limited(CLI)について
シンガポールに本社を置き、2021年にシンガポール証券取引所に上場したCapitaLand Investment Limited (CLI) は、アジアに広範な拠点を置く世界的なリアルアセット・マネジャーです。2025年12月31日現在、CLIは約1,250億シンガポールドル(約14兆5,000億円)のファンドを運用しています。CLIは、ファンド・マネジメント、コマーシャル・マネジメント、ロッジング・マネジメントの各事業をグローバルに拡大し、効果的な資本管理を維持することを目指しています。
詳細については、CapitaLand Investment Limitedのウェブサイトをご覧ください。
http://www.capitalandinvest.com


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