2026年の株式市場、個人投資家の予想は「横ばい」が最多。上昇派は下落派の約2倍に

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2026年の株式市場、個人投資家の見通しは「横ばい」が多数派

オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」を運営する株式会社トレジャープロモートは、全国の20代から70代の個人投資家800人を対象に、2026年の株式市場の展望に関するアンケート調査を実施しました。この調査により、個人投資家の多くが2026年の市場を「横ばい」と見ていることが判明しました。

個人投資家の半数近くが「横ばい」を予想

「2026年の日本株はどうなると思いますか?」という質問に対し、最も多かった回答は「横ばい」で、全体の46.1%にあたる369人が選択しました。これは、個人投資家が2026年の株価に大きな変動を予想していないことを示唆しています。

一方で、「上昇する」「大きく上昇する」と回答した投資家は合わせて35.9%(287人)に達し、「下落する」「大きく下落する」と回答した投資家18.1%(144人)の約2倍となりました。この結果から、市場に対する期待が不安を大きく上回っている状況がうかがえます。

2026年の日本株動向に関するアンケート結果

日経平均株価の予想は「55,000円」が最多

「横ばい」と回答した人を除く431人の投資家に対し、2026年の日経平均株価がどこまで上がるか/下がるかを尋ねたところ、上昇予想で最も多かったのは「55,000円」でした。上昇を予想した287人のうち、77人(26.8%)がこの水準を選んでいます。調査実施日(2025年12月1日)の日経平均株価終値が50,366円であったことから、現状からプラス10%以内の比較的小幅な上昇を見込む声が多いことがわかります。しかし、「60,000円」と回答した人も26人(9.1%)おり、一部にはより大きな上昇を期待する見方も存在します。

一方、下落予想で最も多かったのは「45,000円」で、35人(24.3%)が選択しました。下落予想は上昇予想よりも値幅が大きく、「20,000円」や「15,000円」といった大幅な下落を予測する声もありました。

2026年の日経平均株価の予想

個人投資家の見解とその背景

「横ばい」の主な理由

「中国との関係は一部業界に留まる」「日米ともに最高値をつけており、用心が必要」「今年かなり上がったため、来年は横ばいを予想」「景気の良さを実感できない」といった意見が挙げられました。

「上昇する」の主な理由

「高市政権の積極財政推進」「円安による企業業績の向上」「日本市場への資金流入増加」「米国株ブームの終焉と日本株へのシフト」などが挙げられています。

「下落する」の主な理由

「バブル崩壊のような予感」「世界情勢の不安定化」「政府政策が不況を煽る側面」「内外環境に好材料が見当たらない」「米国の株価上昇停止と日本の金利上昇予定」「円安での物価高騰とトランプ関税による輸出後退」といった懸念が示されました。

プロの視点と投資への指針

株の学校ドットコム講師の窪田剛氏は、日経平均株価が5万円を突破し、2026年も大相場になる可能性を指摘しています。さらに、「ここから先は意外と早く10万円に達するだろう」と期待を表明しています。2023年初めから約2年で日経平均株価が約2倍になったことを踏まえれば、同様の上昇率が続けば2年後には10万円に到達する計算になります。

しかし、株価は常に右肩上がりで推移するわけではなく、大きく調整(下落)することも想定し、その準備をすることが重要であると窪田氏は強調しています。

株の学校ドットコム講師・窪田剛

株の学校ドットコムについて

「株の学校ドットコム」は、2002年より投資勉強会としてセミナーを開催し、2009年からはオンライン株式スクールとして投資教育・情報発信を行っています。現役トレーダーを講師に迎え、本質にこだわった講義が支持され、受講者数は累計92万人を超え(2025年12月末現在)、国内最大級の規模を誇ります。

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