コリアーズ、2026年上半期アジア太平洋地域不動産投資レポートを発表 – 投資額1,050億ドルへ回復、クロスボーダー資金が市場活性化を牽引

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アジア太平洋地域の不動産投資市場、2026年上半期に1,050億米ドルへ回復

コリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社は、「アジア太平洋地域 キャピタルマーケット・スナップショット 2026年上半期」日本語版を発刊しました。このレポートは、アジア太平洋地域における不動産投資市場の最新動向を詳細に分析し、投資資金の流入状況、主要市場・セクター別のトレンド、および今後の見通しを明確に示しています。

2026年上半期におけるアジア太平洋地域の不動産投資額は1,050億米ドルに達し、2022年以降で最も高い上半期実績を記録しました。特にクロスボーダー資本の回帰が市場活性化の大きな原動力となり、海外投資家による取得額は全体の35.9%を占める結果となっています。日本とオーストラリアが主要な投資先として多額の資金を集める一方、シンガポールも半年間で141億米ドルの取引を記録し、2025年通年実績の116億米ドルをすでに上回るなど、投資家の強い注目を集めています。

アジア太平洋地域 不動産投資額の推移

APAC投資市場は力強い回復基調

2026年上半期の投資額は1,050億米ドルに達し、直近4四半期累計では2,240億米ドルを記録しました。これは2022年以来の高水準です。第2四半期単独でも450億米ドルとなり、前年同期比8.6%増を達成しています。

日本はAPAC有数の安定した投資市場として存在感を維持

日本の投資額は2026年上半期で253億米ドルを記録し、中国に次ぐ規模を維持しています。高い市場流動性、透明性、安定した収益環境が評価され、グローバル投資家からの高い関心を引き続き集めています。

投資対象は主要セクターへ回帰

投資額はオフィスが402億米ドルで最大となり、リテールが267億米ドル、インダストリアルが228億米ドルと堅調に推移しました。さらに、AI需要を背景に成長を続けるデータセンターにも67億米ドルの資金が流入しており、新たな成長分野として注目を集めています。

クロスボーダー投資が市場回復を牽引

海外投資家による取得比率は35.9%、売却比率は33.4%となり、2026年上半期において海外資本はアジア太平洋地域の不動産市場の純買い手となっています。これにより、資金循環とポートフォリオ再編が進み、市場流動性の改善が明確に示されています。

業界への示唆

本レポートは、投資家の関心が流動性、透明性、長期的な成長性を兼ね備えた市場へ集中していることを指摘しています。世界的な不透明感が残る中でも、強固なファンダメンタルズ、安定した収益性、長期的な構造成長が見込まれるアセットクラスは、引き続き投資資金を惹きつけると予測されます。特に日本市場は、安定したインカムゲインを重視する国内外の投資家にとって、重要な投資先としての地位を維持する見込みです。

「アジア太平洋地域 キャピタルマーケット・スナップショット 2026年上期」日本語要約版の全文は、以下のリンクよりダウンロードできます。
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