三菱UFJ eスマート証券、SORサービスの接続先を主要ネット証券最多の6か所に拡大

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三菱UFJ eスマート証券、SORサービス接続先を拡大

三菱UFJ eスマート証券は、2026年3月2日(月)から、モルガン・スタンレーのエンジンを利用したSOR(スマート・オーダー・ルーティング)サービス「MS SOR」の接続先として、大阪デジタルエクスチェンジ株式会社が運営する「ODX株式PTS市場」、Japan Alternative Market株式会社が運営する「JAX市場」、ジャパンネクスト証券株式会社が運営する「X-Market市場」の3か所のPTS(私設取引システム)を新たに追加します。

新たな接続先について

今回追加される3か所のPTSは、それぞれ独自の強みを持つ市場です。

ODX株式PTS市場(ODX)

ODXは、国内株式取引における価格改善の機会を個人・機関投資家に提供し、最良執行への貢献を目指す市場です。運営元のODX社は、国内初のデジタル証券取引市場「START」も運営しており、株式から次世代資産まで、幅広い投資の選択肢を提供する金融インフラ企業として知られています。

JAX市場(JAX)

JAXを運営するJAX社は、複数の証券会社等による共同出資で設立されました。JAXは、投資家の多様なニーズに応えるため、質の高い潤沢な流動性を提供します。高速性・公平性・効率性を兼ね備えた取引基盤により、柔軟な取引時間と有利な価格での取引機会を実現しています。

X-Market市場(X-Market)

X-Marketを運営するジャパンネクスト証券は、2007年の運営開始以来、PTSの提供を通じて市場に新たな選択肢を提示してきました。小数点以下のティックサイズやIOC(Immediate or Cancel)などの特殊注文を日本で初めて導入するなど、革新的な取り組みを行っています。現在は主要証券会社32社が参加し、日本最大かつ最長の運営年数を誇るPTSへと成長しています。また、運営開始から現在まで「システムダウンタイム・ゼロ」を継続し、安定した取引環境を提供し続けています。X-Marketは、厳選された世界トップレベルのマーケットメーカーとリテール投資家のみが参加できる、高い流動性と価格改善率を誇る取引市場です。

接続先は主要ネット証券で最多の6か所に

三菱UFJ eスマート証券が提供するSORサービスの接続先は、これまで東京証券取引所(東証)のほか、ジャパンネクスト証券が運営する「J-Market市場」、Cboe Global Markets, Inc.が提供する「Cboe Alpha市場」、モルガン・スタンレーが運営するダークプールである「MSプール」の4か所でした。2025年8月29日の「Cboe Alpha市場」閉鎖に伴い3か所に減少していましたが、今回新たに3か所のPTSが加わり、接続先は東証、各PTS、および「MSプール」の合計6か所となります。これは、主要ネット証券(三菱UFJ eスマート証券、株式会社SBI証券、松井証券株式会社、マネックス証券株式会社、楽天証券株式会社)の中で最多の接続先数です。

主要ネット証券のSOR接続先の比較(2026年1月時点の調査による、五十音順):

東証 J-Market X-Market ODX JAX ダークプール
三菱UFJ eスマート証券
株式会社SBI証券 ×
松井証券株式会社 × × × ×
マネックス証券株式会社 × × × ×
楽天証券株式会社 × ×

この接続先の拡充により、SORサービスを利用する顧客は、これまで以上に高い約定率と価格改善効果を享受できるようになります。

SORサービスの対象と利用方法

SORサービスの対象となる取引商品は、国内株式の現物取引および信用取引(NISAを含む)です。利用できるチャネルは、PCサイト、スマホサイト/スマホアプリ、株・先物OPアプリ、kabuステーション®、および各種API(kabuステーションAPI、API連携サービス)となっています。開始時期は2026年3月2日(月)約定分からとなります。

利用方法は、現在の注文画面および注文方法と変わらず、より多くの接続先の中から最良の価格が自動的に選択される仕組みです。追加されたPTSで約定した取引は、約定照会・取引履歴・各種帳票等の画面の「市場」欄に、「ODX」「JAX」「JNX(X)」と表示されます。

高性能SORエンジン「MS SOR」の優位性

三菱UFJ eスマート証券は、モルガン・スタンレーの「MS SOR」を活用し、以下の特徴を持つSORサービスを提供しています。

  • 最良価格の常時検知と高い価格改善効果
    世界トップクラスのデータ授受・執行スピードを有する「MS SOR」を活用することで、東証・PTS・ダークプールの中から最良価格を検知・判定します。発注後であっても、より有利な価格を提示する接続先が出現した場合に、注文を引き戻して有利な接続先へ発注し直す「プルバック機能」を備えている点が特徴です。これにより、価格改善効果および約定率の一層の向上が期待されます。

  • 注文シグナルの抑制と同時到達
    IOC(即時に約定できる部分だけを約定し、残りをキャンセルする手法)での発注に加え、各接続先を常に監視し、高速での執行を目指すことで、他者によるレイテンシー・アービトラージ(先回り発注等)の余地を最大限に抑制しています。顧客は意識することなく、追加PTSを含めた広い接続先からの最良執行により、高い約定率と有利な価格を享受できます。

三菱UFJ eスマート証券は、モルガン・スタンレーの「MS SOR」の活用を通じて、引き続き世界最高水準のSORサービスを提供し、さらなる拡充を目指します。

詳細については、以下の関連リンクをご確認ください。
三菱UFJ eスマート証券 プレスリリース

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